コロナ禍以降まともに映画館にいけておらず
(別に感染がどうのというわけではなく気分的な問題)
みたい映画なんかは大体BD化してから見るので話題に1年くらいの開きがあるのですが
ようやく名探偵コナンの100万ドルの五稜星を見ることが出来ました。
今作の舞台は北海道、函館
ゲストキャラクターに大泉洋さんをあてた「THE 北海道」な話でしたが
メインストーリーは土方歳三と刀を巡るお宝争奪バトル。
登場人物があらゆる目的で狙いに行くわけですが
コナンの劇場作はいつからか「黒の組織が絡む話」とそうでない話が
入れ替わりに制作される様なスタンスになりましたね
今作は「絡まない話」です。
ただ最近は、絡まない話でも名探偵コナン自体の大きなメインストーリーに
深く関わり史実として更新される事が有るため決して蔑ろには出来ないわけです。
組織が絡まない話の利点としては、当然ながら
黒ずくめの組織というファンなら誰でも知ってる下地無しに
イチから物語の土台が作られるのでボリューム感があること
今作も長く劇場版コナンのストーリーを楽しむことが出来ました。
更に今回は言ってしまえば「劇場版青山剛昌先生」といってもいいほど
先生の作品に関わるキャラクターが多く出演しています
お前も出るのか鬼丸!
そういえば剣道大会の話でコナン世界に存在を確認されていたな!など 笑
ただ先述の通り、1年の開きがある中での初視聴となるので
私は「服部平次が遠山和葉に告白する原作話」を知っています
其の為この映画で告白するの?あれ?という目で最初からみていたので
大オチは大方予想通りといったところ。
それよりも紅葉と伊織さんが好き放題やりすぎていて笑っちゃいました
あの世界ヘリを所有している人多すぎ!いいなあ!
全編通してアクションパートが多めで見どころ満載なのですが
何よりもやっぱり話題の中心はED後のアレですよ。
以下伏せ字*1
工藤新一と怪盗キッドは従兄弟関係
工藤優作の兄が黒羽盗一
まじっく快斗では盗一は亡くなっているがコナンでは生存確定
2025年GW公開予定の最新作「隻眼の残像(フラッシュバック)」も楽しみです!
余談
劇場版どころか名探偵コナンの音楽全般を手掛けてきた
大野克夫さんから菅野祐悟さんにバトンタッチしています
これは今作にはじまったことではなく
ハロウィンの花嫁(第25作 2022年)から続投しているのですが
全体的な音楽自体に意見はないものの
オープニングの劇場版メインテーマから名探偵コナンのメインテーマへ
鮮やかに転換するのが大野さんだったのに対し
菅野さんはフェードのみであっさりパッと切り替わるようになったのが
私としては凄く残念なんです、あの綺麗な転換を見る楽しみもあったので。
*1:公開から随分と時が立ちましたが一応伏せてます